2026-08-18
留学・ワーホリ帰国後の転職エージェントの選び方
留学・ワーホリ帰国後の転職エージェントの選び方
こんにちは、Twins帰国キャリアのもなきです。
海外留学やワーキングホリデーから帰国し、転職活動を始めるとき、「まずは転職エージェントに登録しよう」と考える方も多いと思います。
一方で、海外経験者の転職には一般的な転職とは少し異なる悩みがあります。
「海外にいた期間をどう説明する?」
「海外経験は職務経歴書にどう書けばいい?」
「そもそも海外経験を評価してくれる企業はある?」
Twisn帰国キャリアが実施したアンケートでも、こうした悩みにつながるさまざまなキャリア支援へのニーズが見られました。
▶︎ 海外経験者110名の「帰国後のキャリア・転職」に関する調査結果を見る
今回はアンケート結果をもとに、帰国後の転職でどのようなサポートが求められているのか、そして転職エージェントを選ぶ際に確認しておきたいポイントを考えます。
海外経験者が求めているのは「求人紹介」だけではない
アンケートでは、「帰国後のキャリアについてどのようなサポートがあれば良い(良かった)と思いますか?」という質問を行いました。
回答では、下記のようなサービスが特に求められていることが分かりました。
- 帰国後の転職相談
- 海外経験の言語化
- 履歴書・職務経歴書添削
- 面接対策
- 求人紹介
- 留学前のキャリア設計
実際に、帰国後の転職相談、書類添削、面接対策、海外経験の言語化、求人紹介のすべてを希望している回答者もいました。
ここから見えてくるのは、海外経験者が抱えている課題は「求人が見つからない」だけではないということです。
自分の経験をどう整理し、どう企業へ伝え、どのようなキャリアを目指すのか。
求人へ応募する前の段階にも、多くの悩みがあります。
海外経験者だからこそ「キャリアの整理」が重要
留学やワーホリから帰国すると、「せっかく海外へ行ったのだから、英語を使う仕事に就かなければ」と考えてしまうことがあります。
しかし、本当に英語を使うことが自分の転職で最も重視したいことなのかは、一度考えてみてもよいでしょう。
海外生活を経験したことで、渡航前とは仕事に対する価値観が変わる人も多くいます。
アンケートでも、「会社の規模にとらわれずやりたいことを追求したい」「働く場所にこだわりすぎなくなった」「海外でもチャレンジしてみたい」といった変化を挙げた回答がありました。
だからこそ、帰国後すぐに求人を大量に紹介してもらうより、まず「これからどのように働きたいのか」を整理することが必要な場合もあります。
転職エージェントを選ぶ5つのポイント
では、帰国後に転職エージェントを利用する場合、どのような点を確認すればよいのでしょうか。
1.渡航前のキャリアまで見てくれるか
海外経験者の転職だからといって、留学やワーホリだけを見る必要はありません。
社会人経験がある場合、むしろ渡航前の職歴は非常に重要です。
これまで担当してきた仕事内容、実績、得意なこと、海外経験、これからやりたいことまで含めてキャリアを整理してくれるかを確認しましょう。
2.海外経験を一緒に言語化してくれるか
「行動力がついた」「英語が話せるようになった」「価値観が広がった」。
本人にとって大きな変化でも、そのままでは転職活動でのアピールとして抽象的になってしまいます。
どのような経験からそう感じたのか、それが仕事でどのように活かせるのかまで掘り下げてくれるサポートがあると、職務経歴書や面接でも伝えやすくなります。
アンケートでも、海外滞在中の活動を帰国後の仕事に活かせる形で言語化することの難しさを指摘する声がありました。
3.書類添削だけでなく面接対策まで対応しているか
海外経験者の面接では、
「なぜ仕事を辞めて海外へ行ったのですか?」
「なぜこのタイミングで帰国したのですか?」
「海外で何を得ましたか?」
「その経験を仕事でどう活かしますか?」
などを聞かれる可能性が大いにあります。
回答を暗記する必要はありませんが、自分のキャリアに一貫性を持たせて説明できるよう準備しておくことは大切です。
そのため、書類だけでなく、面接まで一貫してサポートしてもらえるかも確認してみましょう。
4.希望するキャリアに合った求人を扱っているか
「海外経験者に強い」という理由だけで転職エージェントを決める必要はありません。
希望する業界・職種・勤務地・年収などによって、適した転職サービスは変わります。
英語を使う仕事を希望しているのか、海外事業に携わりたいのか、それとも海外経験とは直接関係のない業界へ進みたいのか。
自分の方向性に合った求人を扱っているかを見ることも重要です。
5.海外経験を過大評価・過小評価していないか
海外経験は、その人のキャリアを構成する一つの要素です。
「留学しているから転職に有利」と一律に考えるのも、「キャリアブランクがあるから不利」と一律に考えるのも適切ではありません。
それまでの職歴、海外での経験、身につけた力、希望する仕事を総合的に見てくれる担当者かどうかも、エージェント選びでは確認したいポイントです。
転職エージェントは1社だけに絞らなくてもいい
転職エージェントには、それぞれ特徴があります。
多くの求人を保有する大手総合型、特定の業界・職種に詳しい特化型、キャリア相談や海外経験の整理を得意とするサービスなど、それぞれ役割が異なります。
そのため、最初から1社だけに絞る必要はありません。
例えば、幅広い求人を見るために大手転職エージェントを利用しながら、海外経験の棚卸しや今後の方向性について別のキャリア支援サービスへ相談する方法もあります。
大切なのは、「有名だから」「求人数が多いから」だけで決めるのではなく、今の自分には何のサポートが必要なのかを考えて選ぶことです。
自分に必要なサポートを整理してから転職活動を始めよう
海外から帰国したばかりの時期は、「とにかく早く仕事を見つけなければ」と焦ってしまうこともあります。
しかし、キャリアの方向性が整理されていないまま求人を探し続けても、自分に合う企業を判断することが難しくなってしまいます。
まずは、
これまでどのようなキャリアを歩んできたのか。
海外経験によって何が変わったのか。
これからどのような仕事・働き方をしたいのか。
この3つを整理してみましょう。
そのうえで、自分一人で整理することが難しい部分について、キャリア相談、海外経験の言語化、書類添削、面接対策、求人紹介など、必要なサポートを選んでいくことをおすすめします。
転職エージェントを選ぶこと自体が目的ではありません。
自分の経験を理解し、次のキャリアへつなげるために必要な支援を受けられるか。
その視点を持つことが、海外経験後の転職サービス選びでは大切です。
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